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  マンションの管理費や積立金はどのようにして決まるのか

  マンションの会計は、大きくは【一般会計】と【特別会計】に分けられます。

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  【一般会計】⇒新しく建設するマンションで通常に居住する為の日常的な費用が予定計上されます。
         建物の共用部分に係る電気代(照明等のための電灯電気代とエレベーターやポンプのための電力電気代)
         や水道代、エレベーターや機械式駐車設備等の設備を安全に動かす為の保守費用や、設置された設備が
         「法定点検」を必要とする場合の法定点検費、管理会社が作業する費用としての管理委託費、照明の管球
         の交換等の小修繕費、駐車場プレートなどを作成する為の雑費等、個々のマンションの状況により費用が
         算出されます。

         この費用が決まってから管理費や駐車場使用料が逆算されていきます。

         近隣の相場に応じた駐車料金が設定され、駐車場使用料の合計が費用から控除されたものが「管理費」と
         して各部屋に割り当てられます。(割り当ては、各部屋の専有面積の比率で按分されるのが一般的です)

         ※駐車場使用料を修繕積立金として特別会計に収納すべき、との考えもありますが、九州においては、多く
          のマンションで駐車場使用料は一般会計の収入とされ、日常管理の費用として支出されます。

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  【特別会計】⇒マンションの竣工から10年~15年経過時に実施される大規模修繕(改修)工事に使用するために必要な
         金銭を、この会計で管理します。
         マンション購入時においては、一般的にかなり低い設定がされているマンションが多く、修繕計画案に沿って
         値上されていくケースが多く見受けられます。

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